ワンピースのMr.2ボン・クレーが教えてくれた「目的達成論」

2017年9月13日

2017年10月24日

WRITER

Akira Ono

この記事を書いている人 - WRITER -

Akira Ono

BUYMAパーソナルショッパー/
BUYMAアカウントプロデューサー
「自分の人生を自分で描ける人を増やす」という想いの元活動を展開しながら、全国・世界を駆け巡り、場所にとらわれないライフスタイルを送っている。パン屋巡りは欠かさない。

詳しいプロフィールはこちら

こんにちは、小野です。

先日はコミュニティでZoom勉強会&相談会をやっておりました。

スカイプと違って電波いいし、Zoomは録音&録画機能もついているので、終了後にそのままコンテンツとしてコニュニティメンバーに配布できるのが魅力ですね。

スカイプ使うのやめようかしら←

「目的」を持って行動をしているか

という感じで本題に入っていきますが、

今日の話はそのままBUYMAから飛躍して、色々なことに通じる「目的達成論」のお話です。

先日のZOOM勉強会中に質問が出たのですが、「画像加工で写真に背景を入れた方が良いのか」という質問が出ました。

この質問に対しては「絶対的な正解はない」というのを最初にお伝えしておきます。

なぜか？

それは、どんな「目的」をもった上でその画像加工をやろうとしているのかで回答が変わってくるからです。

アクセス集めをするためにやる
アクセスが集まるかどうかテストする

という「目的」があるかどうかによって質問の回答内容が変わってきますよね。

そして、それよりも重要なのが「現在」の行動の「目的」が”売上UPをする”という「未来」に繋がっているかどうかです。

自分の理想とする「未来」にたどり着くために「目的」を持った上で行動するってのがすごく重要です。

これを見失なわないこと。

ワンピースのMr.2ボン・クレーの「目的達成論」

先日、実家の福岡に帰った時に漫画のワンピースを読んでいたのですが、「Mr.2ボン・クレー」というオカマキャラがいるんですね。（以下、ボンちゃん）

そのボンちゃんですが、兄を助けるいう目標を持った主人公のルフィと一緒に、監獄から脱出しようとするシーンがあります。

猛毒の攻撃をしかけて追いかけてくる監獄の所長を倒すことは誰もできないため、たとえボンちゃんとルフィが強くても監獄の所長からは「逃げる」ことしかできないのです。

けど、ボンちゃんはルフィのために脱出口の扉を開けるレバーを引くために「監獄に1人残る」という選択肢をとります。

つまり、「命を落とす」という選択を自ら選んだのです。

カンカンに怒った所長がやって来ます。

そして、最後ボンちゃんは所長の手によって命を落とすのです。
（詳細は描かれていないので、もしかしたら生きているかもしれません）

一緒にルフィと脱出することができなかったのです。

・・・・・しかし、所長が最後にボンちゃんにトドメをさす前に

「残す言葉はあるか！」

と問いかけるのですが、ボンちゃんはこう答えます。

「本望」と。

脱出できずに「命を落とす」というはたから見たら「最悪の結末」にも関わらず、「本望（目的は果たした）」と答えたのです。

これは「目的」を持った上で行動をしたからこそ、“命を落とす”という「現在」の行動に何倍もの価値を持たせたのです。

ルフィが兄を助けるという「未来」へと繋ぐため、ルフィを脱出させるという「目的」を果たすために何を「現在」することがベストなのかをボンちゃんは判断できたのです。

だからこそ、自ら監獄に残るという行動をとって命を落とすことになっても、ルフィを脱出させることができたので、

「本望（目的は果たした）」

だったのです。

【未来】ルフィが兄を助ける
↑
【目的】そのルフィを脱出させるために
↑
【現在】監獄に残る

という一直線の状態を描いたのです。

このように自分が到達したい「未来」がある時に大事なのは

未来→目的→現在

と一直線に繋げることです。

理想とする「未来」を見失わずに、そこに到達するための明確な「目的」を持ってから行動を起こしていくことで、その「現在」の行動の価値が何倍にも増幅します。

このボンちゃんの行動は、ビジネスや人生といったありとあらゆることの”本質”をついてます。

「未来→目的→現在」という一直線上になっているかどうかで「学び」の深さが変わる

先ほどのBUYMAでの画像加工の話でも一緒です。

自分が到達したい「未来」を見失わず「目的」を持って行動できているかどうかです。

例えば、こんな感じです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
売上の高いライバルAさんの画像の
●●という加工の仕方を参考にして
自分もそれを取り入れてみます【現在】

そして、しばらく様子を見て
アクセスが増えるかどうか
テストしてみたいと思います【目的】

それでアクセスも集まったり
お問い合わせや受注に繋がれば
この方法でいきたいと思います【未来】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

到達したい「未来」が明確であり、その「未来」に向かうために「目的」を持った上で「現在」の行動をしている状態です。

目的がない状態のままだと、到達したい「未来」から離れ、学びを得れなくなる

「目的」もなく、画像加工という「現在」の作業を頑張っていても売上を伸ばすという「未来」からどんどんかけ離れていくことになります。

そして「目的」がないままだと、今やっていることから「未来」に繋げるための学びを得ることもできないからです。

例えば、目的がないままの状態で「背景は入れてみる」という行動は「なんとなく」のままになってしまいます。

そして目的がないので、その「背景は入れてみる」ことが売上UPをするという「未来」に繋げるために良いのか悪いのか、何がベストなのかも判断つけることができない状態になります。

先ほどお伝えしたように、大事なのは「未来」のために「目的」を持って「現在」を行動することで

未来→目的→現在

と一直線に繋げることです。

こんな感じです。

【未来】売上をUPする
↑
【目的】アクセスを増やし
受注を獲得するための画像加工が
どんものが良いのかテストするために
↑
【現在】背景を入れてみる

そうすれば、「未来」に到達するために「目的」を持った上でやっている「現在」の画像加工という「行動の価値」を何倍にも上げて”学び”に変えることができます。

それが未来に最短ルートで向かうための行動エネルギーとなります。

目的があるからこそ、学びがある

これと似たような感じで、コンサル生Aさんに外注化に関することで相談を受けました。

外注さんの出品スピードが速すぎてリサーチが追いつかなくなった場合、「とりあえず選んだ商品リスト」を渡すことに罪悪感があると。

こういった悩みを持ってる人が多いはずです。

けど、これもさっきのワンピースと画像加工の話と同じ。

どんな目的を持ってから「とりあえず選んだ商品リスト」を渡すかでその行動の価値を変えて学びに変えることができます。

それをアドバイスした上でのコンサル生Aさんの返答です。

自分の中でこのセレクトショップの中の商品をリサーチがあまりできていない状態で、同ブランドの全出品を外注さんにお願いすることにひっかかていました。

自分がリサーチしていないことに。少し罪悪感みたいなものがあって、そもそもまだ人気リサーチもそこまできちんとできていないのにもかかわらず。。

けど仮にあるセレクトショップのこのブランドを全出ししてもらって、その後にアクセスの伸びやlikeのつき方をリサーチするとどうゆうデザインがアクセスつきやすいかなど分析することもできるってことですよね。

なんか今までひっかかっていましたが、きちんと「目的」を持った上ならば、そういうやり方をするのもありだなと感じました。

Aさん

ぶっちゃげて言うと「最」最新トレンド商品なんかは出品してみないと反応が分からないことってありますからね。

全出品という「現在」の作業をすることにどんな「目的」を持った上で「未来」に繋げていくかです。

そうすれば「現在」やっていることの「価値」を何倍にも膨れ上がらせ“学び”に変換することができるのです。

コンサル生Aさんの最初の状態は目的と未来が一直線になってない状態だったのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
【未来】：売上UPをする
↓
↓
■■■■■
？？目的？？
■■■■■　（罪悪感）
↓　　　　　　↑行動エネルギー
↓　　　　　　↑
【現在】：全部出品を目指す
（価値、学びなし＝未来に繋がっていない）
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「目的」の部分が「？？」という風にスカスカで「未来」に繋がっていないので、「現在」やってることに価値がないように感じ、それを依頼するのにも罪悪感を抱いてしまうので、行動エネルギーも「未来」に向かいません。

「目的」が「未来」へ繋ぐ

「現在→目的→未来」へと繋げることができるようになると、こういうことが起こります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
【未来】：売上UPをする
↓　　　　　　↑
↓【目的】　　↑
■■■■■■■■■■■■■
■売上UPのための分析　 ■
■知識の蓄積のため　　　 ■
■■■■■■■■■■■■■
↓　　　　　　↑行動エネルギー
↓　　　　　　↑
【現在】：全部出品を目指す
（価値、学びあり＝未来に繋がっている）
ーーーーーーーーーーーーーーーーー