価値を爆発的に上げる「情報の再定義」

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「自分の人生を自分で描ける人を増やす」という想いの元活動を展開しながら、全国・世界を駆け巡り、場所にとらわれないライフスタイルを送っている。パン屋巡りは欠かさない。
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こんにちは、小野です。

先週はコミュニティの志繁-shihan-の方で勉強会やらデート企画を何個もやっておりました。

デート企画って言っても「るんるん♪デート」をするのではなく、ただの三者面談じゃ面白くないから、「学びと遊びの融合」ってノリで実施したちょっと遊び要素を入れた面談です(´∀`)

実は僕の中でもこの「デート企画」は裏の意図があって実施しています。

それは「再定義」をすることで新たな価値を生むこともできれば、それ自体が持つ価値をもグーン!と上げることができるんだよってことです。

再定義で価値を爆発的にあげる

例えば、BUYMAを例に出すと「レディース」の商品を「メンズの商品」と再定義すること、つまりメンズカテゴリで出品して見ることで、今まで見向きもしなかった人に興味を持ってもらえます。

これは最近のブランドの傾向でもユニセックスで使えるものを出したり、「大人もO.K.」という感じでキッズのものを大人でも着れるような商品展開の仕方をしていますよね。

ブランド側も元々あった商品を再定義することで売上UPを図っているのです。

実際に店舗で接客を受けてみると「男性の方でも」or「女性の方でも」という接客をする店員をよく目にします。

同様に、最近トレンドの大きな「トートバッグ」を「マザーズバッグ」と再定義すれば、そのようなシーンでも使えるとその商品自体が持つ価値を上げて販売することも可能なんです。

つまり再定義することで価値を「プラス」に持っていくことができ、ビジネスをするにあたってもそれが売上UPに繋げれるのです。

デート企画にあたっては普通の三者面談を「デート」と再定義することで興味性を増幅させると共に、デートプランも練ってもらうので受け身ではなく「能動的」になった上で面談に臨んでいただくという狙いもありました。

この「再定義」については、下記記事でもお話ししています。

実はこの星野リゾートに行った記事も、今回のメルマガタイトルの「価値を上げる情報」の例です。

実際にこの記事をメルマガで書いた時に
「ホテルに行きたくなりました!」とか
「勉強になりました」という
反響を頂きました。

(うれしや(´∀`))

これをもし

「ホテルに泊まりました。
パン食べてお腹パンパン!
終わり!ちゃんちゃん!」

で終わるメルマガだったら、何も価値を生んでいなかったと思います。

価値をいかに増幅させて伝えることができるか

本来、メルマガでは面白かったものや良かったものを紹介したりして、価値を感じて頂けるような発信をするというのがセオリーとされています。

メルマガのみならず、オンライン上で何か商品を販売する際に「情報」を記載する際も同様ですよね。

「価値のあるものをそのまま紹介する」というのは、自分自身は何も価値を生んでいません。

なぜかというと、もともとそれ自体に価値があるからです。

10の価値があったものをそのまま紹介して10の価値を相手に感じてもらっても、自分はまったく価値をあげることをやってないのです。

「そのまま紹介しただけ」なのです。

それをやってしまうと、「うん、知ってるし」という感じで、下手すりゃ見向きもされないわけですね。

なので、もし価値あるものを誰かに紹介したり、販売しようとするなら、

どうやって10の価値があるものを20、30、50,100と価値を上げることができるか?を考えなければいけません。

(もちろん無価値のものを強引に売っちゃダメです)

この「価値の上げ方」が分かっているかどうかで、ビジネスの熟練度の差が出ます。

「値段」と「価値」は比例しない

「ビジネスがまだ初心者の人」は10の価値があるものを20にしようとした時に、新たに10の価値のものをそのまま追加しよう、と考えてしまいます。

10+10=20という感じです。

しかし、相手側がそのまま20の価値を感じるかといったら、そうじゃないと理解しておいた方が良いです。

チーズバーガー(価値10)を買ってもう1個チーズバーガー(価値10)をつけたら“相手が20の価値を感じるか”と言ったら、決してそうではないのです。

確かに値段(お金)は妥当と感じても「価値を感じるか」といったら、そうではないのです。
(別に2個もいらないし!ってなりますよね。)

価値はお金と違って、綺麗に足し算的に増えるものではありません。

じゃあ、この価値を上げるために何が必要なのかというと「情報」であり、「再定義」なのです。

価値を爆発させる「再定義」

例えば、先ほど例にあげた星野リゾートの記事だと、ただ僕が「娯楽を楽しむだけの体験」ではなく「ビジネスの売上をUPできる体験」と再定義して発信したわけです。

見る角度によって評価基準も変わり、それによって価値も変わってしまうのです。

けどその発信に価値を感じ、触発されて「行きたくなりました!」と言ってくださる人が出たのです。

もちろん価値の感じ方は人それぞれです。

けれども、売れる文章を書いたり対面でのセールスでたくさん売る人ってこの「再定義」が上手いのです。

再定義することによって、普通の人が思いつかないような切り口から、商品を提案することができるからですね。

これは日本の学校教育では教えてもらえなかったことですし、苦手とする人が多いです。

昔の日本の学校教育は、バブルの大量生産&消費時代に機械的に動く人を量産する教育ですからね。

センター試験(共通一次)とか時間内に用意された答えを選ぶ試験って、起業家としての問題解決能力は養われず、柔軟な思考を働かせれなくなるものです。

再定義の発想力を鍛える方法

そんな再定義とか発想が思い浮かばない・・・

と絶望してしまうかもしれませんが、普段から訓練することは可能です。

どうやって訓練するのか?

それは、目の前にある商品を2倍の値段で売るとしたら?というのを考えてみることです。

これが「再定義」の訓練になります。

コミュニティでも過去に

「1つのバーキンを2倍で売るとしたら?」

というお題を与えて、グループで考えてもらったことがあるのですが、それと同じです。

2倍の値段で売るなら、同じものをただで加えれば良いわけじゃありませんよね。
(赤字になります)

コミュニティの勉強会では、
「場所を変えて売る」とか、
「骨董品として売る」とか
色々な案が出ていましたね(^_^)

特典とかモノ自体を付け加えなくても、そのモノ自体が持つ「情報」を「再定義」してしまえば価値が上がるのです。

(引用元:http://www.zorolog.com/)

再定義で過去の経験をも学びに変える

これができるようになると、商品自体の価値を上げるだけでなく、自分がする「体験」もプラスに持っていくことができます。

普通の旅行に行っても払ったお金以上のリターンを得ることができますし、映画やマンガ、テレビを見たときも、払ったお金以上の学びを得ることができます。

つまりエンターテイメントですら「ビジネスでの投資」と価値を再定義して、意味を持たせることができるのです。

そうすれば、日常での生活が、全て学びみたいな捉え方をすることができます。

僕が泊まった星野のホテル代は高かったですが、ビジネスのヒントがてんこ盛りのホテルで何十倍ものリターンを得れたと思っています。

「情報」の再定義によって、新たな価値をプラスする事ができる人が、その分、何らかのリターンを得れる。

その形態の1つが「お金」なわけです。

再定義を心理学に応用する

ちなみにこの「再定義」は、人を成長させたり、自分自身の成長を促すという意味で「心理学」の分野でも応用できます。

それはアドラーが提唱している「過去の意味づけを変える」ことであり、言い換えると「過去の再定義」であります。

過去の経験をプラスにすること、つまり、

「過去の経験の価値」が増幅されることで、未来へと繋がる今を変えていくための“原動力”がリターンとしてくるのです。

先ほどお伝えした、

「情報」の再定義によって、新たな価値をプラスする事ができる人が、その分、何らかのリターンを得れる。

という形式の1つですよね(^_^)

まとめ

再定義できるようになるって難しいと感じてしまうし、できれば即効性の効果があるものが欲しいと感じてしまうかもしれません。

けど即効性のものばかりを求めても、その人自身が根本的に変わらなかったら、あまり意味がないと思っています。

その時、瞬間的に成果が出てもその後が続かないからですね。

「再定義」ってビジネス・心理学という感じで、ありとあらゆるものに通ずる「本質」なので、この記事を機会に今後意識していただければと(^_^)

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ぜひあなたのパーソナルショッパー活動に活かして頂けたらと思っています。

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