タイの村で感じた日本で失われつつある「心の豊かさ」とは
BUYMAアカウントプロデューサー
「自分の人生を自分で描ける人を増やす」という想いの元活動を展開しながら、全国・世界を駆け巡り、場所にとらわれないライフスタイルを送っている。パン屋巡りは欠かさない。
こんにちは、小野です。
メルマガでは報告しておりましたが、10月末からタイに行き、そして帰国してまいりました!
一昨年から海外に行く機会を意図的に増やしていますが、現地にて得られるものはたくさんあります。
海外へと旅することで身につく柔軟性
日本の外に出ることは、日本という「常識」の外から出ること。
そうすると日本にいると中々起こり得ない体験をしたり、
(またボッタくられた。笑)
いつもと違う価値観に触れたりして、柔軟性とか適応能力を鍛えられるものです。
「非常識」を「常識」として受け入れないといけないことも。
ちなみに水上マーケットで生きたヘビに巻きつかれてペロリと舐められてきました!笑
この動画を日本にいるBUYMAの秘書さんに送ったら
「その間は私がBUYMAをやるので
小野さんはもっとヘビに巻きつかれてください!←」
とよく分からないエールを送られました。笑
ヘビも巻きつくいい男とは、このことからしら!←
けど、秘書さんがいるおかげで仕事が回るのもあるので、本当に感謝ですね。(お土産は奮発しよう)
タイで感じた日本に失われつつあった「心の豊かさ」
タイに3泊4日してきたわけですが「豊かさ」というものについて考える機会となりました。
志繁-shihan-メンバーが実施したタイにいる日本の経営者のインタビューはオンラインサロンで公開するので僕から話すことはないですが、
僕が「豊かさ」についてインスピレーションを受けたのはタイの村人のライフスタイルを見てです。
象乗りができる村に行ったのですが、村人たちのライフスタイルを見てきました。
「ダムヌンサドアク」という場所にあるココナッツ農園や水路など、自然が豊かに残っている村です。
バナナやココナッツは自分たちで育て自給自足をしています。
タイでの収入は必要最低限であり、日本ほど給与水準は高くはありません。
けど経済面が日本の方が優れていても、日本にはない時間のゆとりや安心感ってのをすげー村人たちから感じるわけで。
みんな自分の時間を大切にし、家族を大切にしている。
「稼ぐ」ということに必要以上に捉われてなく、将来に対する不安とかそういうのも感じない。
むしろ、多くのネットビジネスの発信者に見られる「稼ぐ」が必要としている以上に煽られてるというのがよ~くわかりますし、
日本はマスメディアによって「不安」というのもが国の都合がよくなるように情報操作をされてんだなってのも分かります。
以前別の記事でも書きましたが、僕たちは日本にいると常に下記のようなノイズに浸かっています。
- 無意識に見るスマホやテレビ情報による「情報ノイズ」
- 部屋の中に溢れる「物質ノイズ」
- 古い常識に縛られた思い込みという「思考ノイズ」
- 惰性で付き合ってしまう無駄な飲み会やお茶会などの「人間関係ノイズ」
- あなたへの理解も愛もない人の「助言ノイズ」
- 睡眠不足による脳疲労による「肉体ノイズ」
このノイズのせいで「本当の自分」というのが見えなくなっているのです。
そして必要以上に将来の不安やストレスに襲われているように感じます。
けどタイの村では違いました。
タイの村人たちを見てもストレスまみれとかそんなのも微塵も感じないし、自分の時間を大切にしている。
「心の豊かさ」というものを感じましたよ。
経済面での豊かさよりも「心の豊かさ」を感じる生き方と働き方
- 心の豊かさ(精神的な豊かさ)
これですよね。
これからの時代に求められるのは「心の豊かさ」を感じることができる「生き方」と「働き方」とは何ぞや?を追求し、それを実現しようとすることだと。
つまり自分の人生を自分でデザインしていくことです。
というのも人間にとって「ストレスフルである仕事」こそ今後AIやロボットが奪っていきます。
ダニエル・ピンク著、大前研一さん訳の書籍、「ハイ・コンセプト『新しいこと』を考え出す人の時代」という本をご存知でしょうか?
10年ほど前に出版された本ですが、この本では、「過剰な豊かさ」「アジアの台頭」「オートメーション化の進展」という波が、先進諸国の左脳主導思考の仕事を奪っていくと記されています。
今まさに、「AI(人口知能)」「自動運転」などがメディアを騒がせていますし、この本の予測は、現実になりつつありますよね。
「シンギュラリティ(技術的特異点)」と呼ばれる、AIが人間の知能を越えるタイミングは、2045年には訪れると言われています。
2045年のこのタイミングよりも早くシンギュラリティは来るんじゃないかと僕は思ったりもします。
そうやって人の仕事が機械に取って代わってなくなっていき、ベーシックインカムとか導入されて必要最低限の収入も保証された時に僕たち人間はどうなるのか?
その時に求められるのがモノの豊かさとかではなく、心の豊かさを感じる「生き方」と「働き方」であり、自分の人生を自分でデザインできることだと。
水上マーケットにて
自分の人生を自分でデザインするために必要なこと
ってな話をすると
「自分の好きなことが分からない」とか
「理想のライフスタイルが分からない」と
相談を受けることがあります。
そりゃそうだよね、と僕も感じます。
というのも最初から「これだ!」ていう自分の生涯の生き様が、20代になった瞬間に決まっている人とかそういないです。
今は、お金を稼ぐために我慢して仕事をしている人もいるでしょうし、まったく好きではないと思いながら仕事をしている人もいるかもしれません。
そういう時期があっても良いと思っています。
けどそれを当たり前のようにルーティーン化して自分を追い込まないことが大事です。
そして今、何をしたいのかがはっきりと見つからなくても、興味を持ったものに対して追求をしてみることが僕は大事だと思っています(^_^)
興味を持ったものに本気で遊ぶかのごとく取り組もう
その時その時によって興味を抱くものって変わるでしょう。
僕も昔はパン屋やってましたけどそのあとにファッションのBUYMA、そしてブログやメルマガを書いたりの発信です。
けど、パン屋さんで働いていたことは無駄だったとか思っていません。
今やってること関係ないように見えますが、そのおかげで世界中のパン屋を駆け巡る生活を送りたいという理想のライフスタイルが見つかりましたしね。
興味を持ったことに対して追求しようとすること。
そして仕事をしているときも、趣味の世界にひたっているときも、生活しているときも、常に「本気で遊ぶこと」って大事だなと。
「遊ぶ」なんてふざけているように聞こえるかもしれません。
けど仕事の価値ってのも、人間の「好奇心と探究心」から生まれますし、その「好奇心と探究心」の源泉こそが「遊び心」なわけです。
なので「自分の好きなことが分からない」と感じているのであれば、今、興味を持っていることに対して「本気で遊ぶ」かのごとく取り組んでみること。
シンプルにこれだな~と思います。
タイでインスピレーションを受けながら、自分の人生を自分で描く人を増やすってのがやはり僕のお役目だなと(^_^)
タイで村に行って仲間と一緒にヘビに巻きつかれて改めて感じたのでした。
いや、もう巻きつかれたくない!笑
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BUYMAアカウントプロデューサー
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