お客さんの心理を読み取ったクレーム対応
BUYMAアカウントプロデューサー
「自分の人生を自分で描ける人を増やす」という想いの元活動を展開しながら、全国・世界を駆け巡り、場所にとらわれないライフスタイルを送っている。パン屋巡りは欠かさない。
こんばんは!小野です
目次
こんなクレームありませんか?
以前、コンサル生のA君とのやり取りで
こんな相談を受けた事がありました。
==========ココから============
一点相談があります。
お客さんからの問い合わせで
発送したバッグのチャックが
少し錆び付いており交換可能か?と質問を受けました。
これに対し商品説明記載の
*海外の商品は日本の感覚とは異なり、品質基準が甘いです。
そのため、たとえ新品でも若干の汚れ、
微かな傷などがある場合もございます。
あらかじめご了承の上、ご注文くださいませ。*
上記文言を理由に交換不可である旨を丁重に伝えようと思います。
対応の仕方として問題ないでしょうか?
==========ココまで============
発送後にお客さんに、このような指摘を受ける事は
BUYMA(バイマ)を実践していたら
かなりの確立で通る道です。
A君の上記の対応をいきなりするのは
僕の見解としては
NG!!
です^^
まず商品を発送する以前の段階で
そのサビを認識してたかorしてないかで
対応が変わってくると思います。
この時、Aくんに確認したら
検品時にサビを確認してなかったとのこと。
結構いるんですよ。
発送後にお客さんに商品の不備を指摘されて
それを自分で認識していなかったのにも関わらず
「それは日本と基準が違うから!」と言うバイヤーさん。
今日はこんな時にどう対応すべきかをお話していきますね。
商品の不備を指摘されたと後に確認すべきこと
このように商品発送後に不備を指摘されたら
まず自分で確認することとしては、下記2点です。
- その傷を確認し、海外基準と認識した上で発送したのか
- 商品の傷の写真を送ってもらうこと
1.その傷を確認し、海外基準と認識した上で発送したのか
1ですが、A君の場合は、それに気付かないで送って、
お客さんからクレームになってるので
それは検品ミスとしてシビアに捉えないといけません。
お客さんは、バイヤーをプロ目線で
見ていると言うことを忘れてはいけません。
また、海外の基準だからと認識して送ったとは言え
お客さんによっては、気になる人は気になります。
2.商品の傷の写真を送ってもらうこと
2ですが、交渉をする際に
割引などの金額の参考になるかと思います。
しかし、いきなりクレーム通知を行わずに
お問い合わせから不備を指摘したお客さんは
「それでも商品が欲しい」という感情を、少なからず持っています。
ここで考えて欲しいのが交渉をするということです。
交渉する時に意識すべきポイント
ここで、交渉に入る際にポイントがあります。
それは
お客さんに選択肢を与えることです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
何故かと言うと、人は
「選びたいという心情を持っている」
からです。
人は1つのことを「決断」するのが得意ではありません。
上記のように、いきなり
「返品させてくれ!」
と言わずに、商品の不備を指摘してきている
お客さんの心の裏には
「傷が入ってるの嫌、でも欲しい。
何か対応してくれないかな。」
という”決断”をバイヤーに
無意識的に委ねているのです。
ここで、こちらが一方的に
「では返品してください」と対応をすると
お客さんは
「返品かあ、傷は嫌だけど、、でも欲しい。。」
となり、イエスと”満足100%”では
言えないのがほとんどです。
一方で、
人は2つ選択肢があるときの「比較」が得意です。
実は、比較すること自体は決断ではないのですが
「こちらがいいです。」と言ってしまうと
頭の中でそれを決断したかのように錯覚してしまいます。
その心理を利用するのが
「選択の自由」です。
例えば、上記のクレームの
交渉の仕方を簡単に言いますと
・〇〇円割引で商品を受け取ってもらう
・商品は受け取らず、返品する(交換商品がない場合)
という感じで、お客さんにとって「メリット」のあるような選択肢を2つ与えるのです。
「比較」するのは決断よりも簡単で
相手にメリットがある上に、選べる事で相手のダブルメリットとなるのです。
このように選択の自由を作って上げる事で
よりこちらの交渉も受け入れられ易くなり
お客さんの満足度も維持しやすいのです。
お客さんも納得して
選択してくれるわけですからね^^
検品ミスでクレームが
お客さんに商品の不備を指摘された場合は
ぜひ参考にしてくださいね。
本日もお読み頂きありがとうございました。
小野 明
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BUYMAアカウントプロデューサー
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