「若者のブランド離れ」が示す今後の時代に求められる価値とは

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BUYMAパーソナルショッパー/
BUYMAアカウントプロデューサー
「自分の人生を自分で描ける人を増やす」という想いの元活動を展開しながら、全国・世界を駆け巡り、場所にとらわれないライフスタイルを送っている。パン屋巡りは欠かさない。
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地元福岡ナウ、小野です。

週末から今週にかけてBRIDGEでの懇親会、そしてパーソナルメンター生との食事会で東京、大阪、名古屋と転々としながら夢や目標を語り合っておりました(^_^)

酒を交わす場で言い合ってみることで、心の奥底に眠っていた情熱が燃え上がることってあるもんですよね(^^)

んで昨年からの傾向で感じていることが。

今回コンサルを申し込んで下さった人を含め、20代前半でBUYMAを始める人がめっちゃ増えてると感じます。

僕のところで学んでる人には22歳の大学生もいますし、一番若い子で21歳です。

20前半の年齢であっても、働いて自分で貯めたお金でコンサル受けるそのポテンシャルとかすげえなって感じちゃいます。

大学生当時の自分なんかは何も考えずに大学生活を送っていましたからね。笑

お肌もピチピチ。

交換してくれよ、その弾けるお肌←

(移動中の宿泊先にて)

若者のブランドに対する意識は変わってきている

そんな20代前半を含めたいわゆる「ミレ二アル世代」はブランドに対する意識が変わっています。

その時に思い出した最近のニュースがこれ。

■ミレニアル世代にとっての贅沢さとは

ミレニアル世代ってのは、主に1980年以降に生まれてた20~30代の人たちのこと。

ミレニアル世代を含めた「若者のブランド離れ」については様々なニュースで書かれていますよね。

しかし、それでもミレニアル世代に売れているブランドはあるわけで。

その人気ブランド2トップがニュース記事にも書かれている「グッチ」と「バレンシアガ」です。

ブランド離れが進行していても、ミレニアル世代を中心に売れている「グッチ」と「バレンシアガ」。

この理由を紐解いていくと、

・これから世の中で何が求められるのか?
・どんな価値を提供できるようになれば良いのか?

という部分で学べることがた~くさんあります。

なぜ若者のブランド離れが起こっているのか

じゃあ、そもそもブランド離れが起きている原因は何なのか、ですよね。

それはシンプルに「時代が変わったから」です。

とーちゃん、かーちゃんの世代である戦後から1970年代にかけては、誰もが貧しい環境から高度経済成長期を経験して裕福になっていった時代でした。

その時代の仕事のモチベーションって

「もっとお金が欲しい!」
「美味しいもの食べたい!」
「良い家に住みたい!」
「高価なものを着たい!」

という欲望を満たすことが中心だったんです。

つまり「枯渇感を満たす」ことであり、そこにあったのはマイナスからゼロに持っていく強烈な「上昇志向」だったわけですよね。

けど僕を含めたミレ二アル世代って衣食住が満たされていて、なおかつモノが溢れている時代に生まれています。

物質的に満たされちゃっている状態、つまり必要なモノが溢れた状態の中では当時の「枯渇感」みたいな感情が湧きにくいんです。

それもあってブランド品を買う目的が、昔の時代とは変わってきているわけですね。

若者を中心に人気のある「GUCCI」と「BALENCIAGA」

けど物質的に満たされた今の時代の中でミレ二アル世代を中心に売れている「グッチ」と「バレンシアガ」。

そんなミレ二アル世代を中心に売れている「グッチ」と「バレンシアガ」には、こんなメッセージ性があります。

バレンシアガ「モダン」「ユーモア」。
グッチは「古典主義」「ロマンス」。

これが「今」を含めたこれからの時代に必然的に求められる「価値」となるものを表しています。

どういうこっちゃ!?と言う感じなので僕が解釈を入れますと、

「モダン」、つまり現代の若者は
「ユーモア」、楽しさや遊び心を中心に考え、
「ロマンス」、やり甲斐や情熱といった人生の目的や存在意義を求めていて、

「古典主義、売り手よし、買い手よし、世間よしの古来の近江商人の在り方でもあり、社会的な活動に価値を見出す人が増えていると。

それらの「ストーリー」を体現できることこそが、ミレニアル世代にとっての「ラグジュアリー」であり、

「価格」で判断して買うのではなく、「価値」があるかどうかで買うのです。

つまり「モノ」そのものではなく、ブランドが持つ「ストーリー」に価値を見出している人がバレンシアガとグッチには多いと言うことですね。

だから高価な「モノ」を身に纏うことよりも、それに価値を見出した”自分”という人間を表す「ストーリー」を持つブランド品を着るのです。

自分を映し出す鏡として。

“ラグジュアリー”が持つ価値が時代とともに変わってるなって感じます。

これからの若者が求める「働き方」と「生き方」にも通じてくる

そして今回の話は、これから求められる「働き方」や「生き方」といった“ライフスタイル”にも通じてきます。

ただお金を稼ぐことよりも先にある「ユーモア」
楽しさや遊び心を持って取り組むことができ、

なおかつ「ロマンス」、情熱を注ぐことができ、
人生の目的や存在意義を感じる「働き方」に
価値を見出す人が増えています。

と言うのも教える側にいて感じるのが、

稼ぐことよりも「人生の目的」や「存在意義」に価値を見出す人が明らかに増えています。

フェイスブックやインスタが爆発的に普及した理由がそうで、単純な「イイね」であっても、存在意義を提供してくれるからであります。

そして、何をモチベーションに頑張ったら良いのかとか「人生の目的」を探している人も増えています。

LIFESHIFTの冊子版が出てた(^_^)

「人生の目的」や「存在意義」に価値を見出す人が増えている理由

とーちゃんかーちゃん世代の時は足りないものがあって、それを埋めるために頑張ると言う明確な方向性があった時代だったのです。

そのために偏差値の高い学校に入って会社で昇給して給与をもらうために頑張っていたわけですね。

けどミレ二アル世代は、昇給することに対しての興味が薄れてきています。

なぜかと言うと物質的にも良いもので溢れているし、無理に贅沢をしなければ困らないし、必要最低限のお金でこと足りる時代だからです。

なので昇級することよりも、「その会社にいることに意義があるか?」なのです。

だからこそ「目的」がないと何に向かって頑張れば良いか分からないし、燃え尽き症候群のような症状が人の幸福度を下げてしまうんですね。

なので「お金を稼ぎたい」という理由で始めたけど、モチベーション上がらないのは「目的」を見失っているからか、もしくは「目的」がないからです。

そんな状態に陥っている人が増えてしまっている時代に関わらず、「お金稼げ!」しか言えない人間だったらその人に”本当の価値”は提供できないままです。

だからこそ、これから求められるのはお金を稼ぐスキルを与えるだけに止まらないこと。

そして「人生の目的」や「存在意義」を与えるサービスや場を作ることであり、もしくはそういうのを導き出せる人間になること。

「若者のブランド離れ」のニュースを見て僕はそう感じたのであります(^_^)

「価値」の変化ですね~。

【P.S.】

そう言えば皆が知っている同じミレ二アル世代でもある和田ちゃんと先日大阪で飯を食っている時に、こんな質問を受けました。

「小野さんがブランド品を買うときはどういう判断基準のもと決めているのか」と。

まさしく今日の話を通じるのですが小野明という人間を表現するストーリーを含んだものを「これだ!」と直感的に買っています。

(買ってるときはそこまで難しいことは考えていませんが。笑)

例えばこれ!

FendiのバグズモンスターTシャツです。
猫のモンスターも写ってます。笑

つまり僕は「遊び心」とかこんなものあるんだ!という「驚き」を与えるエンターテイメント性のある自分でいたいんですよね。

あと猫も好きだし。笑

他にもオラオラ!オンライン!の教材で一躍有名になった澁谷くんはGucciが好きです。

というよりも彼はGucciがコラボしたジョジョの奇妙な冒険が好きなんです。

だから「俺ジョジョ好きなんだぜオラ!」と澁谷くんは着る服にGucciを選んだのもあると思います。

ぶっちゃげ。笑

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