シャネルのエキゾチックレザーや毛皮の使用の廃止をどう戦略に活かすか?
BUYMAアカウントプロデューサー
「自分の人生を自分で描ける人を増やす」という想いの元活動を展開しながら、全国・世界を駆け巡り、場所にとらわれないライフスタイルを送っている。パン屋巡りは欠かさない。
こんばんは、小野です。
今日はBUYMA中〜上級者向けの内容ですね。
ニュース記事をどうやってBUYMAの販売戦略に活かすのか、という事例をお見せできればと思います。
分からない言葉が出て来たら、ぜひググって見てください!
目次
ニュース記事、時事ネタを販売戦略に活かす
このニュースは2018年の12月頭に出てたものです。
エキゾチックレザーとは、蛇皮とかクロコダイルとかそう言った類のレザーのとこです。
このニュースを見てどう感じるか。
「なるほど・ザ・ワールド」
で終わる人、
「これはつまり●●なるから、今後販売戦略に活かすとしたら△△」
と戦略に活かす人、綺麗に分かれます。
あなただったらこのニュースを見たときに、どうやって戦略に取り入れようとしますか?
いきなり答えは教えませんので、ちょっと考えてみてくださいね。
・・・
・・・
・・・
考えましたか?
・・・
・・・
・・・
いやん!
ばか!
まだみちゃダメ!
見たいのかしら?
仕方ないわね~。
・・・・
はい。
回答していきますね。
「シャネル」のエキゾチックレザーや毛皮の使用を廃止することにより、どのようなことが起きるのか?
この「シャネル」のエキゾチックレザーや毛皮の使用を廃止することにより、まずどのようなことが起きるのか?
それは、シャネルを扱っているパーソナルショッパーにとっては販売活動がしやすくなることが予想されます。
なぜか?
それは今までシャネルがエキゾチックレザーや毛皮の仕入れの予算にあててた費用が他のカテゴリに流れることによって、
もともとあった商品の取り扱い点数が増えたり、シャネルの商品のラインナップを増えることで、売れる可能性があるものが増えたり、完売リスクが減ったりするからです。
エキゾチックレザーとは、クロコダイルとかのことで原料費が高いんですよね~。
そのぶんの費用は他の商品展開に充填されるようになるわけです。
それにこれらの商品はワシントン条約に触れるのもあるので、税関の確認に意識が向かったり、書類を揃えたりと出品する側も心理的な負担があるものでした。
そして、出品パートナーさんに依頼する際も
「この商品はワシントン条約に触れて仕入れることができないので出品から外しといてくださ~い」
と個別に伝えていたのですが、それをする必要もなくなります。
つまり、出品パートナーさんもこういった商品を出品してしまわないように神経を使わなくて済むようになります。
「サスティナブル」の流れは他のブランドでも起こり得る
これはシャネルに限った話ではありませんよね。
こういったエキゾチックレザーや毛皮商品展開の停止の流れは他のブランドでも起きてますよね。
つまり、この流れはシャネル以外でも今後起こり得ます。
自分が取り扱っているブランドの場合、自分の得意なカテゴリに予算が充てられれば在庫の点数とかバリエーションとか増えたり、活動しやすくなるということも起こります。
そして、自分がよく買い付けていたショップで今まで取り扱いがなかったカテゴリを扱い始めたりして、真っ先にその変化に気づけば、ライバルが気づくまで「買い付け力」という点で差別化ができるようになるのです。
たとえばイタリアのヴェネチアのセリーヌでは、レディースの服の取り扱いが少なかったけど、バリエーションが増えて受注が取りやすくなった!的な。(あくまで例えです。)
これは日本国内でも地方のお店に行くとよくあるのですが、場所の広さの問題で、バッグと財布しか置いてないってお店があったりします。
そういったお店が急に服や靴を扱いだすってことがあるんです。
「あそこは靴と服はないからな~」と認識してたライバルが、その在庫の取り扱いの変化に気づくまでは、ちょっとした独壇場を築けるようになるわけですね(^_^)
もし、このような流れになった場合は、普段から仲良くしているショップ店員さんに取り扱いのカテゴリが増えたり在庫点数が増えないかとか
確認すると良いですよね。
まあアパレル業界に限らずですが、カフェとかでもプラスチックのストローの使うのやめたりと環境に優しい「サスティナブル」の時代の流れが世界的にもありますよね。
まとめ
いきなり、今回のような予測は難しくても「ブランド直営店にどのような変化があるのか」という癖をまずはつけておくことから始まりますよね。
これはずっとニュースを見てたりと情報の「流れ」を見ていることで身につく力です。
正解を狙おうとしなくて良いので、あくまで自分の意見を持ってみるという点でぜひ参考にしてください。
以下の記事も合わせて見て頂けますと、より一層理解は深まると思います。
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ぜひあなたのパーソナルショッパー活動に活かして頂けたらと思っています。
BUYMAアカウントプロデューサー
「自分の人生を自分で描ける人を増やす」という想いの元活動を展開しながら、全国・世界を駆け巡り、場所にとらわれないライフスタイルを送っている。パン屋巡りは欠かさない。