Supreme × Louis VuittonのコラボからSNS戦略へと派生する視点
BUYMAアカウントプロデューサー
「自分の人生を自分で描ける人を増やす」という想いの元活動を展開しながら、全国・世界を駆け巡り、場所にとらわれないライフスタイルを送っている。パン屋巡りは欠かさない。
こんにちは、小野です。
コミュニティの勉強会を京都で開催したので、そのまま滞在しています。
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音符コーデです(^_^)
そんなこんなですが、本題にいきますよ!
前回は女性モデルが登場したベルルッティの変化から時代の流れを読むという記事でブランド側から「変化せよ」という強烈なメッセージを感じると言うお話をしましたが、
今回はシュプリームとルイヴィトンのコラボレーション、それに伴いヴィトンがLINEを始めたことから時代の変化を感じとり、バイマで売上げUPするための戦略を練るお話です。
目次
Supreme(シュプリーム)とLouis Vuitton(ルイヴィトン)のコラボ作品が発売
シュプリームとルイヴィトンがコラボするのが大きな話題をよんでいますね。
2000年にルイヴィトンがシュプリームに抗議すると言う騒動があった
今回、この2つのブランドがコラボすること自体が異例の組み合わせなのですが、
実は2000年にシュプリームがヴィトンのモノグラム柄をモチーフにした商品を出してヴィトンに著作権侵害で抗議されるという出来事があったんです。
下記のような柄です。
両ブランドにはそんな経緯があるので昔から知ってる人にとってはびっくりなコラボレーションですよね。
「ルイヴィトン」がLINEに登場
そんな話題を呼んでいるヴィトンとシュプリームですが、こんなニュースもありました。
「ルイ・ヴィトン」がLINEに登場 「シュプリーム」コラボ情報も?
ヴィトンがとうとうLINEを使ったマーケティングをやり始めるんだ!という感じですが。
LINEに登録すると公式オンラインショップにすぐに移動できる構造です。
ルイヴィトンがLINEを始めた狙いとは?その1
オンラインショップにすぐに移動できるという構造から、ヴィトンがLINEを始めた理由としては、オンラインショップでの売上げを伸ばしていくというものです。
「ええ!?ヴィトンが!?LINE始めちゃうの?」
という感じでニュースでも話題を生んでいます。
ルイヴィトンがLINEを始めた狙いとは?その2
そしてヴィトンがLINEを始めたもう1つの理由として、ヴィトンとシュプリームのコラボを種まき的に宣伝をしていくことにより、顧客の期待感を高めるためというもの。
wwd.japanのニュースにもこう書いていますしね。
「シュプリーム(SUPREME)」との
コラボコレクションの詳細も
配信されるかもしれない。
「かも」というか「絶対そうでしょ!」と僕は突っ込みたくなりましたが笑
ウェブマーケティングが弱い&遅いと言われるアパレル業界。
特にラグジュアリー(LX)ブランドに限っては、LINEのアカウントを持つということがイメージが崩れるとかで手をつけるのも渋ってたのかなという印象ですが、服が売れなくなってきたと言われるLXブランド業界に影響を与え、変化させる試みにもなると思っています。
というかヴィトンとシュプリームがコラボする時点で、ある種LXブランドに革命を起こすような動きですよね。
LINEというコミュニケーションツールが接客の「在り方」を変えていく
ルイヴィトンがLINEという「SNS」の中でも“コミュニケーション”に比重が大きいツールを使い出したことにより、日本のLXブランド店員さんの“コミュニケーションの手段”にも影響が出始めると思うんです。
少し前までは家族や友達と連絡する際はメールだったけど今はみんなLINEを使ってますよね。
つまり今回ヴィトンがLINEを始めたというのは店員さんが持つ個別のメールアドレスというのも個別のLINEアカウントになる可能性もある、ということです。(予想ですよ)
もしくは積極的に使い出すようになる。
ブランド全体がより個人と個人を繋げるような動きになるんじゃないかなと。
つまりBUYMAで国内買付けをやっている人で、直営店の店員さんと仲良くなってLINEを交換したりする人もいますが、そのハードルも下がってくるんじゃないかと。
いやあ!そんなわけないでしょ!と感じるかもしれませんがあり得る話です。
というかすでに海外ではWechatやwhatAppを使って日本では想像できないくらい店員さんと顧客が個人間で気軽に連絡を取り合っています。
その波が日本にもじわじわとやっと来るかなと。
以前、アパレルブランドの変化から学ぶこれからのビジネスの在り方の記事でも書きましたが、顧客が実店舗で購入する際には、
“パーソナルな買い物体験”が求められるようになってきています。
SNSでショップ店員さんと気軽に繋がれる時代がくる
個人間でコミュニケーションがとれるLINEのアカウントを交換することは専属の担当がつくようなもの。それが「パーソナルな体験」にも繋がりますよね(^_^)
「そんなことあんの?」と感じるかもしれませんが、SNSを使って顧客と繋がるのは海外の方では積極的に行われています。
BUYMA (バイマ)もそうですが、海外のセレクトショップで買付け(仕入れ)をしたり、
SNSでコミュニケーションをとって関係性を構築して、そこから交渉を仕掛けていくことで、割引をゲットしちゃうってこともあるんです。
僕が以前販売したショップから割引を得るための“交渉”に特化した教材である“Zero to VIPコンプリートパッケージ”でそのことについては詳しく語っています。
これがバイヤーとしてレベルアップするための独自の仕入れルートの開拓にも繋がります。
割引も得て安く仕入れることができて、手に入りにくい商品写真も手に入るのです。
【最新版】現役バイヤーが教えるBUYMAで月収100万円を達成するためのステップ
でもお話していますが、これがバイヤーとしての差別化にも繋がります。
まとめ
ルイヴィトンがシュプリームとコラボしたりLINEを始めたりと、これまでにはない動きに出ています。
SNSを積極的に使い”繋がる”ことが「服が売れない」を「売れる」にするためのキッカケになると気づいたのでしょう。
これはバイマをやっているパーソナルショッパーにも応用できます。
SNSで店員さんと繋がることでコミュニケーションをとって信頼関係を築いていくことがバイヤー活動を有利に運ぶことができるのです。
そしてこれはBUYMAに限った話ではありません。
どんなビジネスであってもコミュニケーションをとって信頼関係を築いていくことが一層求められる時代なのです。
ルイヴィトンの今年の”変化”は僕たちも学ぶところがたくさんありそうです。
僕は”お志事”が大好きだし、もっと人とコミュニケーションして魂を注がんといかんなと改めて感じるのでした♪(^_^)
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BUYMAアカウントプロデューサー
「自分の人生を自分で描ける人を増やす」という想いの元活動を展開しながら、全国・世界を駆け巡り、場所にとらわれないライフスタイルを送っている。パン屋巡りは欠かさない。