イタリアの免税手続きの手順は?旅行ついでに空港にて払い戻し申請をしてみた
BUYMAアカウントプロデューサー
「自分の人生を自分で描ける人を増やす」という想いの元活動を展開しながら、全国・世界を駆け巡り、場所にとらわれないライフスタイルを送っている。パン屋巡りは欠かさない。
2018年9月より、免税手続きの流れが代わり、税関スタンプが不要になりました。
記事の内容も更新してますので、参考にしてくださいね。
こんにちは!アパレルバイヤーの小野です。
イタリア、ローマに旅行に行った際の楽しみの1つはお買い物でもありますよね♪
実際に免税をするとかなりの金額が返ってきます。
今回はその免税手続きの方法と日本に帰国しての成田での手続き方法を、僕の体験談を交えてお伝えします。
いっけん、複雑で面倒に見えるかもしれませんが、慣れたら簡単です。
安くお土産を購入してショッピングを楽しみましょうね♪
- ショッピング最低購入金額=154.94ユーロ
- ファッション類、ガラス製品、アルコール類は約11.25〜15.5%が還付
- 購入日より3ヶ月以内に申請。
- 申請対象品は未使用であることが条件です。
目次
免税手続きをするまでの大まかな流れ
これから実体験をもとにした免税手続きのお話をします。
大まかな流れを先にお伝えしておくとこうです。
- 商品を購入する(店舗で)
- 免税書類を発行してもらう(パスポート提示)
空港にて税関へ向かう。税関にて免税書類にスタンプをもらう。※2018年9月より、税関スタンプが不要になりました。- 空港の免税払い戻しカウンターへ
また免税品をスーツケースに入れて預ける場合と、機内に持ち込む場合とで手続きの流れが若干異なりますので、それについても記載しました。
それでは、小野明の免税ストーリーをどうぞ!
イタリアでブランド品を免税価格で買うとかなりお得!
イタリアーツアー!ってことで、コミュニティーメンバーと一緒にローマ観光・買付けに行って来ました。
現地でお買い物するメリットといえば免税手続き(VAT OFF)をすることで、ブランド品を格安でお得に購入できることです。
イタリアの服飾製品ですと、表示価格の約22%の税率が課せられた価格ですからね。
ファッション関連のお品だと免税手続きをすることで、約11.25〜15.5パーセント分の税金が還付されるので、やらない手はないですよね。
今回はローマ中心部のトリトーネ通りに、11年かけて建設が進められていた高級デパート「リナシェンテ( La Rinascente)」でお買い物をしました。。
リナシャンテで免税手続き用の書類を発行してもらう
リナシャンテで免税手続きをする際は、路面店とは異なり、デパート内にある各ショップで購入した商品のレシートを、デパート内の免税手続き専用カウンターへ持ち込み、そこで手続きする必要があります。
ローマのリナシャンテの免税手続き専用カウンターは地下1階にあります。
あ〜手続きする際は専用カウンターで並ぶし時間もかかるのかな〜と思ったのですが、リナシャンテでの免税手続きはすごく簡易的でした。
担当職員が来てくれて、「免税手続きは機械でできるよー」とのことで案内をしてくれます。
その機械がこちら。
担当職員の肩がが手続きを手伝ってくれるのですが、画面にタッチしながら日本の住所や生年月日を入力していきます。
そして下の穴にパスポートを載せてと案内されるので、画面の案内にしたがってパスポートを載せます。
また、免税された金額を現金ではなく、クレジットカードに返金する場合はこの機械にクレジットカードを挿入して手続きを進めます。
(※この時、アメックスの方に返金はできず、VISAかMASTERカードのみでした)
個人情報の入力は、初回のみで次回以降は省略されるはずなので、次からお買い物をして免税手続きをする際は、そんなに時間がかからないでしょう。
2日以内にカードの方に返金手続きがされます。(まだローマ滞在中にも関わらず。笑)
しかし、ここで注意が必要です。
日本に帰国する際に、イタリアの空港で免税手続き(免税書類にスタンプを押してもらう)をして、その免税書類一式を空港の専用BOXに投函しないと、このカードへの免税返金分が後日没収される仕組みになっています。(免税手続きがグローバルブルー社の場合)
リナシャンテでの免税のクレジットカードへの返金手続きが終わったら、以下、投函用の封筒、レシート、免税書類、の3つの書類があるかを確認しましょう。
※写真一番左が封筒になります。
- ※リナシャンテでは専用の機械にて免税書類を発行しました。
- 購入する場所によっては免税書類が手書きで記入するタイプのものもあれば、店舗で書類を用意してくれる場所もあります。
ローマ空港(フィウミチーノ空港)にて免税手続きをする
さあいよいよ空港での免税手続きです。
免税カウンターは時間帯によっては、ものすごく混むようなので、帰国の日は早めに空港にいたほうが飛行機の乗り遅れを防げるし、無難です。フライドの4〜5時間前には余裕を持ってつくようにしましょう。
僕はアリタリア航空を使ったのでターミナル1で手続きをしましたが、それ以外の方の多くは、ターミナル3を利用することになるかと思います。
基本的に手続きの流れは一緒です。免税、タックスリファンドについて細かく解説していきたいと思います。
免税手続きの流れ
免税手続きの流れは、スーツケースに荷物を入れて預ける場合と、機内に持ち込む場合で少し変わってきます。
Googleには古い記事も多いので、間違わないように。
免税品をスーツケースに入れる場合
- 航空会社でチェックイン手続きをして搭乗券をもらう際に、「I want tax refund」と伝える。スーツケースを一旦引き取る。
- 免税書類・レシート・スーツケース・パスポート・搭乗券をもって免税払い戻しカウンターへ向かう。
- 手続きの際に、現金受け取りorクレジット払い戻しかを伝える。
- 「免税払い戻しカウンターor税関」でスタンプをもらった場合は、書類一式をポストへ投函
- 航空会社に戻ってスーツケースを預ける。そして保安検査場を通過。
1.航空会社でチェックイン手続きをして搭乗券をもらう際に、「I want tax refund 」と伝え、スーツケースを一旦引き取る。
免税品をスーツケースに入れて預ける場合は、チェックインの際に「I want tax refund 」と免税書類を見せながら伝えましょう。そうするとスーツケースを返してくれて、「免税手続きが終わったら、もう1回来てね」と言われて、チケットと一緒にスーツケースも返してもらえます。
2.免税書類・レシート・スーツケース・パスポート・搭乗券をもって「免税払い戻しカウンターor税関(DOGANA CUSTOMS)」へ向かう。
通常であれば、免税カウンターへ向かうのですが、搭乗する飛行機がターミナル1から飛ぶ場合は、少し手続きが変わってきます。ややこしい!
僕はアリタリアで搭乗飛行機はターミナル1でした。ターミナル1にはグローバルブルーがない!
と言うことで、ターミナル2のグローバルブルーの免税払い戻しカウンターに行ったところ、「あなたはターミナル1の税関(DOGANA CUSTOMS)にスーツケースを持って行って」と言われました。
まじかよ!
小野 明氏
ってことでターミナル1に戻り、写真の税関(DOGANA CUSTOMS)に向かいます。
税関に行く前に免税書類・レシート・スーツケース・パスポート・搭乗券の5つの書類がきちんと揃っているかを確認しましょう。
搭乗券を持った状態でないと、税関では手続きをしてくれません。
そして、免税払い戻しカウンターであれば、手続き後に荷物を持ってチェックインの手続きカウンターに戻らないといけないのですが、税関(DOGANA CUSTOMS)で免税手続きをする場合なのか、ここで荷物を預かってくれました。
この窓口のすぐ横にバゲージスルーの場所があり、そこに荷物を流します。
※「実際の免税商品を見せて」と税関の人に言われる場合があるそうです。
(免税商品を見せなくても免税カウンターで手続きを進めてくれる場合もあるそうですが、持っておいた方が確実です)
3.手続きの際に、現金受け取りorクレジット払い戻しかを伝える。
払い戻し方法は「Card or Cash?」と聞かれるので、どちらかを伝えましょう。
僕はカードへの還付をお願いしました。
ここで免税手続きが終了です。(※2018年9月1日より、イタリアショッピング情報が電子化され税関のスタンプが不要になりました。)
しかし、電子化されてない店舗で免税品を買った場合は、スタンプをもらって書類を返されます。
手続きをしたのに書類を戻される場合もあるので、その場合も次の「4」の手続きをするようにしましょう。笑
4.税関でスタンプをもらった場合は、書類一式をポストへ投函
免税書類にスタンプを押してもらいます。
スタンプというよりかは手書きのサインみたいだった。笑
あとはポストに投函してます。
5.航空会社に戻ってスーツケースを預ける。そして保安検査場を通過。
面倒かもしれませんが、もう一度戻って航空会社に戻ってスーツケースを預けます。
- 商品を購入した店舗によって免税手続きを受ける会社が違います。
- ディオールはグローバルブルー社だけど、フルラはプレミアムタックスフリー社、的な。
- 空港では、その各社専用のカウンターに並ぶ必要があります。免税書類から社名やロゴを再確認しましょう。まちがった列に並ぶと、時間の無駄になります。
追記:保安検査場を通った後の「エリアE」内にもグローバルブルー社のカウンターを確認できました。
免税品を飛行機に持ち込む場合
- 航空会社でチェックイン手続きをして搭乗券をもらう。
- 免税書類・パスポート・搭乗券をもって「免税払い戻しカウンターor税関」へ向かう。
- 「免税払い戻しカウンターor税関」にて手続きの際に、現金受け取りorクレジット払い戻しかを伝える。
- 税関でスタンプをもらった場合は、書類一式をポストへ投函
- 保安検査場を通過。
※保安検査場を通過した後は、グローバルブルーしかないケースもあるので、その場合は税関「DOG CUSTOMS」で免税手続きをしましょう。
番外編 日本帰国後に成田で免税手続きをする
僕はイタリアの税関でスタンプだけ押してもらってきてポストに投函せずに日本に帰国しました。
その場合、成田空港でも残りの免税手続きを進めることができます。
税関を出て北1Fの到着階の第1ターミナルに出たら、JALエービーシーカウンターにいきます
(※第2ターミナルの場合は本館1F・到着階にもJALエービーシーカウンターがあります。)
JALエービーシーカウンターの前に、グローバルブルー社の専用BOXがあります。
最初に写真で見せたリナシャンテでもらった「封筒」に、税関でスタンプを押してもらった免税書類、商品のレシートを入れてポストに投函したら終了です。
封筒の外側に住所等を記入する必要はありません。
まとめ
今回はイタリアローマ空港にて免税手続きのお話をしました。
2018年9月より免税手続き書類のみで、タックスリファンドを受けれるように変わってます。
免税払い戻し業者(グローバルブルー社やプレミアムタックスフリー社など)のカウンターで免税書類を見せた際に、税関に行くよう指示された場合のみ、税関のスタンプが必要だそうです。
実は今回のディオールで購入した化粧品の免税レシートと搭乗券をターミナル3のグローバルブルー社の免税カウンターに持って行ったら「ターミナル1」って言われたんですよね。笑
なのでターミナル1に戻って税関でスタンプをもらった感じですね。
今回は税関に見せる必要がある商品だったのか、それともターミナル1が搭乗口だから「あなたターミナル1に行ってやったほうがいいわよ」と言われたのかは謎です。笑
ターミナル1で保安検査通ったあとにも、グローバルブルーの免税カウンターは実際にありましたからね。
僕は時間がなかったのもあり、税関で免税レシートにスタンプをもらって、そして日本に帰国して成田空港にて投函という形にしました。
あっちこっち行き来して疲れましたが、色々勉強になったからいいやって感じですね。笑
以上、イタリアでの免税手続きの方法でした!
今回の記事がイタリアでの旅行でのお買い物を楽しくするキッカケになれば幸いです♪
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BUYMAアカウントプロデューサー
「自分の人生を自分で描ける人を増やす」という想いの元活動を展開しながら、全国・世界を駆け巡り、場所にとらわれないライフスタイルを送っている。パン屋巡りは欠かさない。