ストーリーの変換と価値の変換

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BUYMAパーソナルショッパー/
BUYMAアカウントプロデューサー
「自分の人生を自分で描ける人を増やす」という想いの元活動を展開しながら、全国・世界を駆け巡り、場所にとらわれないライフスタイルを送っている。パン屋巡りは欠かさない。
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こんばんは、小野です。

昨日はコミュニティのBRIDGEで美食の会を開催して頂きました。

メンバーがリレー形式で幹事をやって下さるので、自分がチョイスしないお店にご飯を食べに行けるのが何気に楽しみなのであります(^_^)

ビュッフェでしたが最近、歯の矯正を始めたのもあって硬いものがあまり食べれません。

つまり、フランスパンがあまり食べれなかった!笑泣

(牛乳は美味しかった~)

その後は皆でSHOP巡りに行ったのですが、その最中に利益率設定に関することを相談されました。

出品しようとする価格が市場と離れすぎている場合は、どういう設定をすれば良いか、というものです。

店内のバレンシアガのバッグを見ながら価格設定の話をしていたので端から見ると変な感じというか、転売疑われてもおかしくない状態ですね。(真似しないでください笑)

「目的」のために薄利で売る場合もある

この価格設定はバイマに限った話ではなく、全てに言えることだと思っています。

僕はBUYMAを含め自分が出している全てのコンテンツを含めて「どんな目的があるか」で価格設定をしています。

BUYMAですと例えば利益率5~10%という価格で出す時もあります。

「え?それって薄利じゃね?」と感じたかもしれませんね。

けど大事なのは、

どんな目的をもって
どんな未来に繋げるために
それをやろうとするか、

なのです。

じゃあ僕はどんな「目的」を持って実際にこの利益率5~10%でやるのかというと、

割引を得たいセレクトショップから交渉で割引をゲットしやすくするためです。

つまり、あえて低い利益率設定でやることでBUYMA内でお客さんからの受注を獲得し、仕入れSHOPから購入する機会を増やしてSHOPから割引を得やすい状態を作る、

という目的を持ってやります。

そしてSHOPから20%割引を得て安く仕入れることが可能になり、最終的に薄利な値段設定にせずとも売れるようになる、

という「未来」に繋げるのです。

もちろん一度も購入せずに割引を得ることもできるのですが、中にはかたくなに割引を断るショップもあります。

そいう時に一番速いのが、購入経験を最低1度でも作ることなんです。

商品をSHOPから買うことで

「もっと買ってくれそうだな、じゃあ割引を与えよう。」

と思ってもらって信頼を上げるのです。

「現在→目的→未来」というストーリーが価値を変える

得たい未来が明確でなく、目的もなく値段を下げて売りまくろうとするのは「ただの薄利多売」です。

しかし、

薄利で出品することで(現在)

受注を獲得し、仕入れSHOPから
購入する機会を増やし(目的)

割引を得てから、きちんと
利益を得れるようになる(未来)

というふうに繋げれば「ただの薄利多売」ではなくなります。

大事なのは目先の単発の受注や利益で判断しようとするのではなく、

「現在→目的→未来」

と繋がっているかどうかです。

そうすることで”薄利”であっても現在の行動の「価値」が変わってきます。[/kei

つまり、「現在→目的→未来」という

”ストーリー”

を自分の中で作れているどうかなんです。

[keikou]自分の中でストーリーを作れているかどうかで現在の行動の「価値」が何十倍にも変わってくるのです

漫画ワンピースのキャラクター、ボン・クレーはストーリーを再定義させて価値を生んだ

この「現在→目的→未来」の話は以前、漫画のワンピースのおかまキャラであるボンちゃんの、

インペルダウンという監獄からの脱出のストーリーを例に出して解説させて頂きました。

ボンちゃんは主人公のルフィを逃すという「目的」のために1人監獄に残ります。

それは主人公のルフィがルフィの兄であるエースを助けるという「未来」に繋げるためにボンちゃんは自分を犠牲にしたのです。

しかし、ボンちゃんはトドメを刺される前に

「本望(目的を達成した)」

と最後に言葉を残して命を落とすのです。

つまり、ボンちゃんは自分の命を落とすという”ストーリー”を最後の最後で価値あるものに”再定義”したわけです。

薄利多売にどんなストーリーがあるのか?

これと一緒で、今までBUYMAで

「ああ、目的も未来もなく値下げしてた・・・」

と僕のメルマガを読んで今ここで絶望してしまったならば、

「目的もなく目先の単発の受注のために薄利で売ろうとしていた」

という自分のストーリーを、

「目的を持って薄利で売っていて、将来のSHOPからの割引ゲットに繋げる」

というストーリーに”再定義”すれば良いのです。

そうすれば「未来」に繋げることができて、今やってることも「価値」に変換できるのでなんら落ち込むことはないのです(^_^)

要するに僕が普段からメルマガでお伝えしている「再定義」というのは「ストーリーの変換」によって新たな価値を生むことなのです。

再定義をすることで、ストーリーが代わり価値が変換する実例

以前メルマガでお伝えしたことがある「ダンベル」の再定義の話がそうです。

この記事ではダンベルを「健康器具」か「筋トレ器具」で定義するかで、未来への繋げ方が変わるという話をしています。

ダンベルを「健康器具」と打ち出すとことうです。

「50代の方で健康に気を遣って体を鍛えている人と、そうでない人いますが、体を鍛えてない人は、実は癌になる確率が高いのです。

このデータを見て下さい。

体を鍛えてないと、このように健康にリスクを及ぼすのです。

なのでいまのうちからインナーマッスルをつけておいたほうが、将来の健康にも良いですよ」

と打ち出すことが出来て「筋トレ」には興味なかったけど「健康」のことを考えていた人に響くようになります。

そしてダンベルをそのまま「筋トレ器具」という定義でお客さんに販促しようとするとこうです。

「鍛えて筋肉もあったほうが見た目もよく強うそうに見えますよ!

筋トレしてない人は貧弱に見えて頼りなくみられちゃいますが鍛えておくとたくましく見えます、モテモテで女の子よって来ますよ!」

と打ち出して筋トレに興味ある人にダンベルを勧めれます。

つまり定義を変えることで切り口が変わるというのは、同じ商品であっても「ストーリー」が変わってしまうからなのです。

トートバッグ→マザーズバッグの再定義でストーリーが変わる

BUYMAでカテゴリをズラすことで「再定義」されてターゲットが変わるというのは「ストーリーの変換」が起きているからなのです。

「ストーリーの変換」というのは、例えばトートバッグをマザーズバッグで出すことで商品コメントで説明する内容も変われば、

その商品を「マザーズバッグ」で初めて見たお客さんも、頭の中でイメージするその商品を使うシーン(ストーリー)をトートバッグではなくマザーズバックで思い浮かべるのです。

心理学も物販も漫画など、ありとあらゆるものの本質は共通する

アドラー心理学も同じで過去の意味づけを変えるというのは過去の”再定義”であり、「ストーリーの変換」が起きているのです。

ということで価格設定の話から途中でワンピースに飛んだりダンベルの話や心理学に話が飛びましたが、

世の中とありとあらゆるものって繋がります。

つまり、「本質は一緒」なのです。

こういう見方がができるようになると日常で起きた出来事や見る雑誌、マンガも全てが学びになります。

「テレビの見る時間は無駄!」ではなく、テレビを見る時間で学びを得て価値に変えることができれば無駄ではなくなるのです。

先日販売したPPACセミナーの動画で僕が「くしゃみが止まらない話」や「ダイエットサプリの話」からいきなりパーソナルショッパーポストの話に繋げたのも一緒です。

(アクセスアップの話なのになんでくしゃみとサプリの話をするのかと最初は感じたかもしれませんが。笑)

どういう学びを得て、
どういう価値に変えて
未来に繋げていくか、

というストーリーを自分で作ろうとしているか。

一番最初の価格設定の話に通じますが、目先の利益とか出来事だけに囚われて悩むのではなく、「どういう未来に繋げていくか」を描こうとしているかどうかです。

それが将来へと繋ぐ今の行動の原動力になっていきますよ(^_^)

僕がいまフランスパンが食べれないのも今だけを判断して悲しむのではなく、美味しくフランスパンが食べれるようになるという「未来」がきっと待っているのだと信じています。笑

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