BUYMA市場は「共栄」のステージへ

2017年12月19日

2018年2月6日

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Akira Ono

　

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Akira Ono

BUYMAパーソナルショッパー/
BUYMAアカウントプロデューサー
「自分の人生を自分で描ける人を増やす」という想いの元活動を展開しながら、全国・世界を駆け巡り、場所にとらわれないライフスタイルを送っている。パン屋巡りは欠かさない。

詳しいプロフィールはこちら

前回はBUYMAの市場の変化について触れさせて頂きました。

「無在庫」と「無形」の価値が再重視される時代へ

2017-12-14

時代の流れと共に市場が変化しているのが分かる記事なので、BUYMAを始めたばかりの人でこれから結果を出すぞ！って方は一度目を通したほうが良いと思っています。

昔からパーソナルショッパーやってる人は歴史を振り返る的な感じで見て頂ければ 笑

そして今日は「市場の進化」とともに

“その市場にいる「人（プレイヤー）」たちがどう変化していく必要があるのか”

というお話をしたいと思います。

BUYMA（バイマ）以外の分野にも当てはまることなので応用できると思いますよ！

BUYMAのパーソナルショッパーの４段階のステージ（時代）

まずは「BUYMA市場」で照らし合わせて見て欲しいのですが、市場にいるプレイヤーの「進化」には４段階のステージ（時代）があります。

1. 【依存】のステージ
2. 【自立】のステージ ↑過去の延長
   ーーーーーーーーーーーーーーーー
3. 【共存】のステージ ↓未来からの逆算
4. 【共栄】のステージ

どんな市場も同じ流れになっていくので、今後BUYMA以外でも活動していく人にとっても参考になれば！

1.依存のステージ

最初はこの「【依存】のステージ」から始まります。

【依存】のステージって何のこっちゃら。

2012年のバイマを運営するエニグモが、株式上場する前後の時をイメージしてほしいと思います。

この時に僕もBUYMAを始めたのですが、３ヶ月間の期間で無在庫販売で到着通知ベースで100万円を越えました。

けどそれは急激に伸びるBUYMAの波に乗っかったからっていう理由もあります。

BUYMAという市場に【依存】していても売上って簡単にとれたんですよ。

僕がBUYMAに入る前からバイマをやっていた人の話を聞くと、出品してりゃ何でもすぐに売れる時代だったらしいです。笑

けど急激に伸びる市場の波には乗っかろうとする人も増えるので、競合も増えてきますよね。

そうすると【依存】のステージから脱却していけないわけです。

（初めて売れた商品。いきなり3万円の利益を獲得した）

2.自立のステージ

次にやってくるのが「【自立】のステージ」 です。

競合が増えたからには、仕入れ先を開拓したりと「スキル」を磨く必要性が高まってくるのです。

つまりパーソナルショッパーとしてスキルを磨き進化する必要があるのです。

昔のやり方が通用しない！ってことが初めて起き始める時期でした。

ここで進化できなかった人は脱落していきます。

この時点でBUYMAをやめちゃった人もたくさんいましたよね＾＾；

昔からいるプレミアムパーソナルショッパーさんも消えていった人が何人もいます。

なのでスキルを磨き続けるのかそうでないかが、運命の分かれ目の時でもありましたね。

これを感じて2015年の夏くらいから僕も一般向けにセミナーを開催し始めました。

• 国内買付けの「DRB」
• VIP割引を獲得する「Zero to VIP」
• ライティングの「Twinkle writing」etc…

パーソナルショッパーとしてのスキル・思考を磨いて頂き、それが自分の人生を自分で描くことの橋がけとなるように！

この【自立】のステージの時に教える側も、依存させるだけのサービス・価値提供や「依存のステージ」の時の教え方だと、時代の流れと逆行していくことになります。

経営者として、商人として自力で稼ぐ力をつけて頂くため、思考力を磨いて頂くために、ラグジュアリアでの勉強会をスタートさせた時期でもありましたね。

ラグジュアリアの熱海合宿にて

3.共存のステージ

そして次が「【共存】のステージ」 です。

市場と共に進化していくためには【共存】の意識が必要になってきます。

例えば競合がどんどん増えていくなかで、【共存】という意識が０で最安値をみんなが追い続けたらどうなるか。

ブランドの価値が崩壊どころか市場が崩壊しますよね。

安値を追い続けるという一過性のテクニックだけで売ろうとするのに限界がくるステージなのです。

それを乗り越えるための【共存】とは何なのか？

外注パートナーさんと組むことだったり、取引先（仕入れ先）と良い関係性を築いたりと、お互いにとって利益となるような関係性を築いていく必要があります。

これこそ【共存】という意識であり、そこにあるのは「人」と「人」なんですよね。

「ビジネスは人と人とである」という本質により一層近くステージでもあります。

店員さんと良好な関係を築くことで独自の仕入れルートを築くというのが活発になっていったと思います。

あと、この時期くらいから海外在住のメルマガ読者さんも一気に増えました。笑

自立のステージのやり方、つまり自分のやり方だけだとある程度までいっても限界を感じるわけですね

つまり、最初の図にも示しましたが過去の延長線上にある未来が見えてこなくなるの状態です。

自立のステージの時みたいに学んだことを伸ばすというのが当たり前にくるからです。

それは市場の成長と共にパーソナルショッパーも進化するから、僕がノウハウ出そうが出さまいが自然と起きてくることなんですよね。

そしてこの時期くらいからBRIDGEというコミュニティを始めました。

知識、経験など足りないところを補い合い成長し続けていこうって共存のスタンスです。

それは次のステージの
【共栄】にも繋がっていきます。

共栄のステージ

BRIDGEという枠も含め、それに止まらずBUYMA市場全体を含めた「共栄」です。

もちろん運営側ともね。

これは僕一人が「共栄」という意識を持てばいいや！ってことではなく、市場が成熟してきている今は1人1人が持たねばならない意識です。

なぜなら今年になってから市場の成熟化が本格的に進んでんな〜って感じるからですね。

BUYMAの成長が緩やかになってますよね。

そんな中BUYMAの市場を盛り上げ続け、お客さんが増え業績が伸びるのに必要なのはパーソナルショッパー1人1人の力なわけで。

「自分だけが稼げれば良い」という考えをもし全員が持っていたまま突き進むと、ひと時は良くても市場の成長が終わり長続きはしなくなります。

極端な例ではありますが、自分さえ売れれば良いという感じでみんな最安値競争始めたら市場が崩壊しますよね。

なので全体がよくなるなり1人1人が売上を伸ばすためには「共栄」という感覚が必要です。

この成熟化の流れを感じていたので2016年末から、教材ならぬ、「共財」というものを販売してきました。

• プレミアムパーソナルショッパーNさんのアメリカ買付けの共財
• Bandoさんの海外買付け共財
• 白洲ゆるりさんとのフル外注化の共財
• Rさんの海外旅行しながら稼ぐ共財

こうやってスキルがどんどんシェアされていくことでまた新しいものが生まれて、全員にとっての可能性が生まれてくる、と。

という判断をすぐに下すのは【依存】のステージの時の考えのままなので同じことを繰り返すと思います。笑

そして最初の図で示したように自分も含め、未来の可能性を先読みし変化し続ければ、馬具ブランドから変化したエルメスのように業績もゆるやかに伸び続けるのです。

エルメスの馬具屋さんからスーパーブランドへの進化から学ぶこと

2016-05-20

まとめ

今日お話した４つのステージは簡単にまとめるとこんな感じです

【依存】波に乗っかる
【自立】スキルを磨く
【共存】仲間との情報シェア、パートナーシップの強化
【共栄】全体の繁栄のために行動する

セレクトショップで安く仕入れて、在庫販売をするパーソナルショッパーさんが増えて、もうバイマで実績を出すのは無理なの？という不安があるかもしれませんが、

活路はあるのでまた続きをお楽しみに。

僕が市場の活性化のためにも、1人1人のパーソナルショッパーさんの売上UPのためにも、新たな提案をしたいと思います。

４つのステージは「働き方や生き方の時代の変化」に通じる

そして今日お話した４つのステージは「働き方や生き方の時代の変化」にも通じます。

【依存】
→ 生活のために嫌々働く、被害者意識
　　欲求に流されやすい。

【自立】
→ 好きなことをして働く、働き方を工夫する。
　　欲望を追いかける。暴走する欲望の自制。

【共存】
→人生の充実を求め、喜ばれるために働く。
　　仕事と人生を再定義する。

【共栄】
→使命を果たすために働く
　　和かち合い。自己超越への挑戦。

どこがいいとか悪い！とかではなく、自分の今の立ち位置を再確認するために見ていただけたらと(^_^)

欲望があるならば素直に突き進むのも良いと思いますからね！

BUYMAに限ったことではなく、これからの生き方・働き方を考えるきっかけとなれば幸いです。

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